【特別展】「八尾の鉄道開通ものがたり」行ってきた【2022年】

2022年3月19日

スポンサーリンク

JR関西本線近鉄大阪線・信貴線・西信貴ケーブルなど、大阪府八尾市内の鉄道開通の歴史を知ることが出来る「八尾の鉄道開通ものがたり」が、現在八尾市立歴史民俗資料館にて開催中…と言う事で私、行って参りました!

入館記念品として河内木綿まつりイメージキャラクター「わたやん」が描かれた「わたやん硬券きっぷ」がもらえます。

当特別展にはJR久宝寺駅付近に存在した竜華操車場の写真や平面図、大阪電気軌道(大軌)時代の沿線名所図絵などなど約90点の資料が展示されています。実物車両の展示はありません。なお展示資料の撮影は全面禁止です。

スポンサーリンク

【大正→昭和初期】近鉄行先案内車内表示幕は一見の価値あり

さて私に刺さった展示資料ベスト1はこちら。近鉄グループホールディングス株式会社蔵「行先案内車内表示幕」。ではその画像をご覧ください…と言いたい所ですが、撮影全面禁止ですので八尾市立歴史民俗資料館の公式Twitterで我慢してください…。

↑のツイートの3枚目右側に「行先案内車内表示幕」があります。

行き先を乗客に案内する表示幕です。車両の天井部分に設置された駅名表示器の中に収めて使用されました。車掌が紐を引くとベルが鳴り、表示器の箱の窓に次の駅名が出る仕組みになっていました。幕の右側には、広告があります。左側には、駅の近くの村名などを書き、「○○方面はここ」と案内しています。(略)大正一四年から昭和二年頃のものと思われます。

八尾市立歴史民俗資料館「令和三年度特別展八尾の鉄道開通ものがたり」図録

資料解説を読むからに…当資料は「次駅案内車内表示幕」と名付けた方が適切なのではと思いましたが、まぁそれは置いといて。 広告には「粟おこし 津の清(つのせ)」や「アイデアルカラー」と味のあるデザインが施されています。加えて駅付近の村名案内をしているのが面白いですね。今は消滅してしまった行政地名も書かれていますので実に興味深い表示幕です。こちらの資料1点だけでも観覧料330円の価値はあると思いましたね。私もそうですが他の来館者も当資料の前で足を止めてまじまじと見つめておられましたw 皆さんもぜひ当館を訪ねてご覧頂きたい!

主な出品資料

湊町亀瀬及王寺奈良間列車発着時間表 有田英司氏蔵
大阪鉄道開業当時のレール 柏原市立歴史資料館蔵
竜華操車場工事写真帳、行先表示板(柏原ー湊町) 京都鉄道博物館蔵
八尾停車場平面図(複製) JR八尾駅蔵
河内鉄道路線図 安中新田会所跡旧植田家住宅蔵
河南鉄道柏原大阪間延長線建設費予算目論見書 松永白洲記念館蔵
大阪電気軌道開業当時のレール、行先案内車内表示幕 近鉄グループホールディングス株式会社蔵
鋼索線線路実測平面図 近畿日本鉄道株式会社蔵
大軌電車沿線名所図会 八尾市立歴史民俗資料館蔵
近畿を中心とせる名勝交通鳥瞰図 八尾市立歴史民俗資料館蔵
大阪外環状線竜華操車場平面図(複製)八尾市立歴史民俗資料館蔵
信貴鉄道計画図 八尾市立歴史民俗資料館蔵
信貴山名所図絵 八尾市立歴史民俗資料館蔵
大阪西京間鉄道線平面概略図 安中新田会所跡旧植田家住宅蔵
汽車土瓶(公財) 八尾市文化財調査研究会蔵
一区片道券(大阪電気軌道) 八尾市立歴史民俗資料館蔵
国鉄八尾駅(明治時代か)写真 JR八尾駅蔵
大阪山田間電車全通ポスター 八尾市立歴史民俗資料館蔵
開通記念絵葉書(大軌・信貴山電車) 京都鉄道博物館蔵
信貴山上線車両の引き上げ作業(昭和5年)写真 近鉄グループホールディングス株式会社蔵
近鉄八尾駅(昭和20年代)写真 八尾市蔵

開催概要

会期
2022年3月12日(土)〜2022年5月16日(月)

観覧料
大人 330円
大学生・高校生160円
(団体は20名以上半額)
小・中学生無料

開館時間
9:00~17:00
(ただし入館は16:30まで)

休館日
毎週火曜日(祝日は開館)、2022年5月2日(月)

場所はコチラ

近鉄信貴線服部川駅から徒歩約8分です。
〒581-0862 大阪府八尾市千塚3丁目180-1

八尾市立歴史民俗資料館公式サイト
http://www17.plala.or.jp/yaorekimin/

参考文献

八尾市立歴史民俗資料館「令和三年度特別展八尾の鉄道開通ものがたり」図録
↑当館にて1冊700円で販売中。